負けから学ぶ!過去に失敗したEAの特徴まとめ

「全自動マネーマシン開発記」は、ただ勝ちだけを見せるブログにはしません。
むしろ重要なのは「なぜ負けたか」「どう改善したか」だと思っています。
今回は、これまでのEA開発・運用で経験してきた失敗を振り返り、今後に活かすポイントを整理します。


1. マーチンゲールで即死

問題点
負けるたびにロットを増やす設計にしていた結果、連敗が続いたときに資金が瞬殺されました。

教訓
マーチンは強力だが「制御不能の爆弾」。
使用するなら最大ロット制限・連敗制限が必須です。


2. 急変動に弱すぎる

問題点
指標発表・戦争・要人発言で相場が急変し、トレンドフォローEAが逆方向に全力突撃して死亡

教訓
経済指標回避ロジック急変予兆フィルターを入れるべき。
それができないなら、特定時間の稼働停止で対応する。


3. 複数通貨運用で注文エラー多発

問題点
一気に多通貨に対応させたが、通貨ごとに最小ロットやストップレベルが違いすぎて“invalid volume” や “invalid stops” エラーが頻発

教訓
SymbolInfoIntegerSymbolInfoDouble を用いた事前バリデーションが必須。


4. ギャンブルEAで一時的に勝つ → 全ロス

問題点
爆益を狙って一時的に利益が出たが、運に頼っていたため連敗で資金全消滅

教訓
「ギャンブル×継続」は限界がある。
短期勝負ならアリだが、長期運用にはリスクコントロールと再現性が必要。


5. レンジ相場でトレンド型EAが大損

問題点
レンジの中で何度もだましに遭い、エントリー→逆行→損切りを繰り返す。

教訓
トレンド/レンジの識別フィルターが必要。
「動いてない時は入らない」という判断も重要。


おわりに

これらの失敗は、“やってみたからこそ得られたデータ”だと思っています。
失敗は恥ではなく、むしろ貴重な資産。
この経験を踏まえ、次は「それらを乗り越えるEA」を作っていきます。

次回は、「最初に運用する通貨ペアと、その選定理由」について書こうと思います。

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